WILLGATEのセミナーに行ってきました
(渋谷駅から徒歩10分、少し見える2階部分です)

セミナー受講日：2020.2.19(水)
報告者：相田・東江

アルゴリズムアップデートについて

まず最初に、Googleは年に数回大幅なアルゴリズムアップデートを行っています。
最近だと、1月7日～14日の間に行われたJanuary Updateが該当します。
(ヒーローで管理しているHPでもこの1か月間で大きな変動が確認できています)

現在のコアアルゴリズムのアップデートにおけるトレンドは医療や健康やお金に関わるキーワードで、それに対する改良を重ねています。

医療や健康やお金に関わるコンテンツを保有しているHPは、ドメインに対して信頼性が非常に重要になります。
医療や健康やお金に関わる情報を保有しているサイトにも関わらず順位が低いサイトは、信頼性が低い可能性が非常に高いことが予想されます。

現在のSEOにおいて重要な2つの要素

1.ターゲット設定と、キーワード設計

✔ 検索ボリュームだけで選ぶと失敗する可能性がある。
（例：インプラント、ホワイトニング、矯正歯科、虫歯治療など端から端まで網羅するようなキーワード設定だと失敗する可能性があるので、本当に上げたいキーワードを絞る）

✔ 競合が高いとそもそも獲得できない場合もある。
（例：新宿　内視鏡だと競合が多すぎて上がりにくい）

キーワード設定に必要なコンテンツ作りのポイント
・商品の魅力を伝える内容（例：マイクロスコープを使っている）
・必要性の教育がある内容（例：虫歯は取り残すと二次虫歯になる、でも歯は小さい、だからマイクロスコープが必要）
・購入意欲が促進される内容（例：WEB予約があるからいつでも予約できる、平日20時まで空いているから来院しやすい）

❶※最重要※  キーワードマッチ
キーワードに対して、今実際に検索している人が見たいコンテンツに最適化していく
例：検索キーワード「航空旅行券」
１ページ目は国内航空旅行券を取り扱っているサイトが９割。
なぜなら、国内で検索するユーザーが多いから、Googleが意図的に国内航空旅行券に注力しているサイトを大々的に挙げている。
この場合、国内航空旅行券のページを作ると上がる見込みがある。

❷関連性
コンテンツの保有性

❸リンク評価
被リンクの強さが重要

❹サイトの品質
低品質アルゴリズムに抵触しないコンテンツづくり

❺サイトの信頼性
バックリンク数や権威性など

❻コーディング
hタグなどの構造が誤った使い方をされていないか

2.特に重要な検索エンジンの変化

❶コアアルゴリズム
ドメインに対しての高い信頼性が最も重要視されている
→信頼性の高いサイトからの外部リンクが必要

❷BERTの進化
文脈を読み取る力が強くなっているので、ユーザーが知りたいことを深めた、踏まえたページを作ると良い。
例：検索キーワード「味噌じゃないラーメン」
今までは上記のキーワードだとGoogleが読み取れず「味噌ラーメン」のページが多数出てきていたが、徐々に「味噌じゃないラーメン」のページ(塩とか醤油)が出てくるようになっているらしい。ただまだ精度はかなり低めなようなので、先を見越してやっておくと良いかもしれないとのこと。

❸SERPsの変化
リッチコンテンツ、強調スニペットを有効活用していく
＊アメリカ版のGoogleを見るとGoogleの仕様の最前線が見える。日本は適用されるのが遅いので、最新の情報を得るならアメリカ版を見る。

導入・使用推奨ツール

①Natural Language
Googleの無料機能。クローラーが読み込んでいるタイトルタグの構成が分かる。
https://cloud.google.com/natural-language/?hl=ja&utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=japac-JP-all-ja-dr-skws-all-all-trial-e-dr-1008074&utm_content=text-ad-none-none-DEV_c-CRE_285828179685-ADGP_Hybrid+%7C+AW+SEM+%7C+SKWS+~+T1+%7C+EXA+%7C+ML+%7C+M:1+%7C+JP+%7C+ja+%7C+Language+%7C+General+%7C+en-KWID_43700035495920552-kwd-301340078825&userloc_1009279&utm_term=KW_natural%20language&gclid=CjwKCAiA1rPyBRAREiwA1UIy8NFW7dn_kDagphM6YKHW_CgRAoFt6kc8K3FCi_77DvmSSLRp5DYDIRoCyKAQAvD_BwE

②Ahrefs
https://ahrefs.jp/

③TACT(willgateのツール)
https://tact-seo.com/

〇番外編：SEOquake
WILLGATEの方がブラウザに入れていたChromeの拡張機能です。
インデックス数、ドメインエイジ等々いろんなステータスが調べられるみたいです。
https://chrome.google.com/webstore/detail/seoquake/akdgnmcogleenhbclghghlkkdndkjdjc?sid=5KtLwi&hl=ja